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再生。

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 「元始(原始)、女性は実に太陽であった。真正(神聖)の人であった」とは平塚らいてう(雷鳥)が雑誌『青鞜』を発刊した際に書いた一文。らいてうのように原始にひかれまくっている現在のワタクシです。



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 そんなわけで縄文話の続き。縄文人達は満ち欠けして再生する月を神聖化し、その月とシンクロし、新しい生命も宿す女性も同じく神聖化していました。土偶のモチーフによく月と女性が使われる由縁にもなっています。そしてもうひとつ土偶の中に描かれている動物が「ヘビ」。

 三者の共通点は再生。

 ヘビは脱皮を繰り返し冬眠するので縄文人から「この生き物は死なないのではないだろうか」と信じられ、信仰になりました。

 余談ですが、私の生家は神社の門前町で初夏、家にできたツバメの巣を狙いにヘビがやってくることが多々あったのですが、親はもちろん近所の大人達にも「神社からきてるから殺しちゃダメ!」と禁じられ、つかまえたヘビを神社に戻しにいってました・・・で、またやって来るってイタチごっこならぬヘビごっこ♪

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 話を戻すと、ヘビの信仰が注連縄(しめなわ)の信仰になったんじゃないか、冒頭の画像は出雲大社の大注連縄ですが、見ようによってはヘビがぐるぐるにからんでるように見えません?

 注連縄以外にも土器や土偶の中にその蛇のエネルギーが宿るように網目を転がして入れたっていうのが縄文土器ではないのかっていう説があります。

 水辺近くで出土される土偶がことごとく割られた状態になって出土されているのも理由があり、それを割って川に流して「また生まれ変わって戻ってこい」っていう再生の儀式のために割ったんではないかと考えられています。

 おそらく大切な人を亡くした縄文人達が、せつなくて土偶を作り「生まれ変わってこい」と割って捨てることによって再生を促す・・・これが「水に流す」って言葉や日本人の死生観に通じているのかもしれません。

 諸説ある話で断定はできませんが、前回書いた勾玉の緑も「再生」をあらわしていてどんどんパズルのピースが埋まっていく感覚。個人的にはこの説で間違いないと思っています。信じるか信じないかはあなた次第ですけどね♪

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 ちなみに再生をあらわす「月と蛇」というキーワードで検索していただくと私が当時読んだ書籍が見つかると思います。興味のある方はどうぞ。同じく再生をあらわす「女性」の印象的な姿(表紙)にヤられました。次回完結です。
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プロフィール

犬人

Author:犬人
犬人 1976年8月26日生まれ
 犬と祭りとサッカーをこよなく愛するお調子者。2008年奇跡的に結婚。以後、嫁も愛する。2012年長男も誕生し、三人と一匹の家族生活は最高の一言!

ラブ 2004年4月29日生まれ
 三色毛モジャのコーギー犬。カイヌシに似て調子乗り。性格はヒト、イヌ問わずフレンドリー。でも売られたケンカは必ず買っちゃう太っ腹。カイヌシの結婚後、しばらく嫁にいじわるをし、嫁に小姑ならぬ「コ姑」と呼ばれるも、長男の誕生を機に改心。今はお姉ちゃん犬として活躍中♪

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