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鳥海山 in 寒風山。

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 寒風山(かんぷうざん)は、秋田県男鹿市にある標高355mの山。山頂部からは男鹿半島をジオラマのように一望でき、絶好の撮影スポット。

 それなのにカメラを持たないマンマさんに「ヒナタマンマさん、なんでカメラもってないの?」とツッコミを入れる5歳児と返答に困ったマンマさんの図。

 私の記憶が確かならマンマさんご自身が「犬しか撮らないんだよ~」とおっしゃったので私が「あとサッカーも撮るんだよ~!」とフォローを入れたんですが、冷静に考えたらフォローどころか追い打ちかけてますね。すんましぇん。



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 ゴジラ岩を見て、もういっこの門前のなまはげ像を見た後は来た道を戻って寒風山の山道をドライブ。ここにきてようやくなまはげ効果(?)があらわれたのか、嫁さんはクネクネ道に酔ったとおっしゃり、加えてその名の通りの寒風がビュンビュンしていたので車内待機を選択。

 ってなわけで、いつものアクティブメンバーで日本でも有数の芝生で覆われた山をのびのび走り回りました♪この芝生を保つために毎年春には「山焼き行事」を行っているそうです。

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 この寒風山はこの旅で私がぜひ行ってみたいと思った場所のひとつ。あんちゃんはもちろん、先代のヒナタちゃんもダイスキだった思い出の場所。

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 それならとヒナタちゃんが愛用していた服を着てラブ参上(山上)!マンマさんはやっぱりラブにヒナちゃんの面影を見たそうです。

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 こうやって書くと私ってデリカシーのないヒドい奴ですよね~。でもね、これはお空にいるヒナタ姐さんが強く望んだことだと思うのです。2年ぶりにあったあんちゃんと一瞬で打ち解けたのも姐さんがラブの中にいたなら説明がつくし(あんちゃんはヒナちゃんが選んだ犬と言っても過言じゃない)、その証拠に着ている服のサイズはピッタリ(数年前は筋肉があって着れませんでした)!体型も似てきたから中に入りやすかったんだと思う!


 実際にこの寒風山を含む男鹿地方は数多の伝説が存在するパワースポット。見渡す障害物はなにもない360度の風景!心のアンテナもバリバリしてるよね。5歳児の距離感も不思議だけど!

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 犬に慣れているとはいえ、子供がニガテな犬は多いですから、ラブや特に仲のいい犬以外、ふれあっていないんですけど、会って数時間であんちゃんとマブダチみたくなってんの!

 すでに私はあんちゃんの「愛知の父」という認定をもらっていますが、息子もあんちゃんの「愛知の兄」として認定してもらいたいところ(ラブはラブ姐さん)。寒風山山頂で義兄妹の契り(ちぎり)をかわしたってことにしてくれません(爆)?

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 最後の画像、後方にうっすら見える山に注目。これが鳥海山(ちょうかいさん)。山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの山。雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士(でわふじ)とも呼ばれる山をでっぱってる男鹿半島の寒風山から見ると海に浮かんで見えるんですね~!

 マンマさんが「今日は鳥海山見えるわ~、やっぱもってるわ~」とおっしゃるぐらいで晴れていてもなかなか拝めないんだそう。ちなみに朝に見た由利高原鉄道は鳥海山の麓を走る「鳥海山ろく線」、この日は一日中、鳥海山に見守られての旅でした。

 富士山をはじめ、過去にいくつかの山々を登り、リアルタイムでも紅葉が終わって人が少なくなったら13歳犬と登山しようって思っていますけど、こんなに美しい山の姿はハジメテ。

 普段はあんまり使いたくない「マジでヤバい!」って言葉がしっくりくる忘れられない思い出の風景となりました。

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comment

痛いところを突かれました

犬しか撮らないから〜って本当だけど大人げない。(汗)
5歳児にやられましたね。
寒風山を世界三景とかって書いてあってそれはないな〜と思っていましたが、行けば行くほどあのジオラマ感がたまらなくなります。
北に白神山地、南に鳥海山でそれぞれが弧を描いて美しく独特ですよね。
あんちゃんとラブちゃんを並べて大好きな寒風山で撮っていて、散骨していいなら私はここで眠りたいと思ってしまいました。
ヒナタがラブちゃんの身体を借りてあんちゃんと並んでくれたんだって私も思います。
ラブちゃん、ありがとうね。

この日は晴天ではなかったのに秋田港から男鹿へと向かう時に鳥海山が見えていて、寒風山へ行くまで見えていてとずっと願っていました。
ヒナタと何度となく行くようになって初めて鳥海山が見えることに気づいたぐらいなので、秋田県民でも知らない人、見たことのない人は沢山いると思います。
たった一度でそれを見たのですからもってますよ〜。

こころの風景。

 ✩ヒナタマンマさん

 この日の寒風山で見た景色は日を追うごとにより鮮明になっています。私のこころの風景になってるのかもしれません。

 理屈じゃなくあの場にいた全員、本当にヒナちゃんがきてくれた気になっていたし、みんなで一緒に鳥海山を見れたんなら、こんなにうれしいことはないっ!

 こちらこそありがとうございました!
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プロフィール

犬人

Author:犬人
犬人 1976年8月26日生
 犬と祭りとサッカーをこよなく愛するお調子者。2008年奇跡的に結婚。以後、嫁も愛する。2012年長男も誕生し、三人と一匹の家族生活は最高の一言!

ラブ 2004年4月29日生
 三色毛モジャのコーギー犬。カイヌシに似て調子乗り。性格はヒト、イヌ問わずフレンドリー。でも売られたケンカは必ず買っちゃう太っ腹。カイヌシの結婚後、しばらく嫁にいじわるをし、嫁に小姑ならぬ「コ姑」と呼ばれるも、長男の誕生を機に改心。20年3月14日に16歳目前の15歳で虹の橋のたもとに旅立つまで立派にお姉ちゃんしてくれました♪

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